今日は今年度最後の登校日です。
授賞式・生徒会認証式の後、一年間数学の授業でお世話になった水野先生と図書館司書の北島さん離任式が行われました。水野先生からは、「校舎の外のごみが少ない」、「掃除を懸命に取り組む」といった西部中学校のよさをこれからも残していって欲しいと言葉を残されました。
　その後の修了式では、各学年の代表者が校長先生から修了証を受け取りました。式辞で校長先生は、「人生を１日の２４時間にたとえると、中学生は午前４時頃にあたる。」「皆さんはまだ日の出前のときにいる。これからどんなことでもできるし、いろんな出会いが待っている。よい１日をつくっていって欲しい。」と進級を迎える生徒を激励されました。
　式後は、各教室に戻って最後の学活になります。担任の先生と今の学級の仲間と過ごす最後の時間となりました。
　

　厳粛な雰囲気の中、卒業式がとりおこなわれ、卒業生１３５名が門出のときを迎えました。
　式辞で校長先生は、卒業生にむけて「互いに認め合う力」を育んでいって欲しいと言われました。認めるというのは、自分と違う意見をもつ人の話を最後まで聞き切り、自分の意見を述べることであり、このことで本当の信頼が生まれると言われました。
　卒業生代表の言葉で千田さんが、「支えられる側から支える側になりたい。一人一人の道は異なっても、仲間を忘れず、未来に向かって邁進したい。」と誓いました。
　式中はあいにくの天気でしたが、卒業生が校舎を出る頃には雨もあがり日が差し込みました。在校生、教職員、保護者に見送られながら、３年間通い慣れた西部中学校に別れを告げました。

明後日の卒業式で在校生が歌う「あなたに会えて」の練習を、６限に体育館で行いました。卒業する３年生に対する感謝と祝福の気持ちを込めて、それぞれのパートを歌っていました。明日は予行練習、式場準備で、最高の卒業式に備えます。

６校時に、避難訓練がありました。今回は地震の後、火災が発生したという設定で、全校生徒が体育館に避難しました。そこで、消防署の方から講評をいただき、校長先生が、東日本大震災の時の「釜石の奇跡」と呼ばれる中学生のとった行動についてと、西部中学校が１３年前、浸水のため避難所になったお話をされました。その後、本校一帯が浸水したという設定で、全校生徒が３階まで避難しました。災害は、いつ、どのような状況で起こるかはだれにも予測できません。署員の方のお話にあったように、さまざまな状況を想定し、訓練に真剣に取り組むことが大切なのだと思います。

西部中学校の校区が浸水したという設定で、体育館から３階まで避難する様子です。各教室に、ハザードマップを掲示しました。自宅付近の避難場所などを、もう一度確認してみてください。

１６：００より会議室で、平成２８年度の学校保健委員会が行われました。この会議は、学校医の先生方、育成会、生徒代表の保健委員、学校職員が参加し、健康診断や「とやまゲンキッズ作戦」の集計結果、保健委員会の活動などの報告をもとに、それぞれの立場から、意見交換をする会です。今回は、保健委員会のメディアコントロールチャレンジWEEKなど、昨年はなかった生徒主体の活動も報告され、今後の学校保健活動に生かすさまざまな意見が交わされました。詳しい内容は、保健だよりで後日お知らせいたします。

１０日（火）に、３学期の始業式が行われました。式に先立って、受賞伝達式と、３学期に向けて、各学年より意見発表を行いました。始業式で校長先生は、剱岳の話をされました。明治時代、正確な地図をつくるため、神聖なる神の山であった剱岳に、雪渓を踏んで登頂した測量隊が、頂上で修験者の銅の錫杖と、錆びた鉄剣を発見し持ち帰った史実から、目標をもち、たくさんの人で実現へ向けて手段を考え、実現させることの大切さについて、お話されました。しんとした雰囲気の中で、しっかり聴こうとする生徒の皆さんの姿勢が伝わってくる始業式でした。

終業式で校長先生からは、全体的によく２学期に頑張っていた３つの点として、「どの学年も授業に真剣に取り組めたこと」、「けがや事故が少なかったこと」、「人間として、集団として成長できたこと」を挙げてお話をされました。具体的に１年生は、「自分で判断して行動できるようになったこと」、２年生は「たくましくなり、改善点を自分たちで修正していけるようになったこと」、３年生は「体育大会、合唱コンクールを通じて大人になったこと、どんなときでも、落ち着いて社会人のような行動ができるようになったこと」が、今学期の西部中学校のみなさんの成長した点であるとお話されました。長かった２学期も終わりましたね。健康に気をつけ、ケガや事故のないよう、充実した冬休みを過ごしてください。

２２日（木）に、２学期の終業式が行われました。式に先立って、受賞伝達式と、２学期を振り返って、各学年より意見発表を行いました。受賞伝達式では、２学期様々な分野で活躍したたくさんの人たちが壇上にあがりました。意見発表では、三人の各学年ともしっかりとした姿勢で、堂々と発表ができていました。聴いていた皆さんも、「自分も同じ思いだな」と共感できる部分もあったのではないかと思います。三人の代表の発表を聴きながら、自分の２学期を振り返ってみるのも良いものですよ。

意見発表の一コマです！