６月には、バケツに入れる土を準備し田植えをしました。一昨年の５年生が使った土を掘り返し、グラウンドに敷いたブルーシートの上で乾かしました。半日乾かした後、肥料を混ぜ入れてから、バケツに土を入れました。数日後、バケツに水をはり苗を植えました。６月の後半には稲が分けつしてきました。その後も水の管理に気をつけながら大切に育てました。

　７月２日（月）〜４日（水）富山市野外教育活動センターで集団宿泊学習が行いました。一日目は、野外炊さんでやきそばを作りました。初めての薪を使っての炊さんに苦労しながら、友達と協力して調理をしました。
　二日目は、牛岳登山（長距離コース）に挑戦しました。霧の中、幻想的な山道を歩きました。頂上から眼下を眺めると一面に雲海が広がり、とてもすばらしい景色でした。午後からは急な坂道を下り、ぬかるんだ泥に足を取られながらも、参加者全員が最後まで歩き通しました。これまでの体力づくりの成果を生かすことができました。
　三日目は、竹を使って自分たちで器と箸を作り、流しそうめんをしました。のこぎりを使って竹を切るのに苦労しましたが、とても楽しい思い出になりました。
　三日間の活動を通して、友達と協力することの大切さ、苦しいことに耐え、やり抜くことのすばらしさを学ぶことができました。

　５年生の総合的な学習の時間のテーマ学習は、「おいしい堀南米を　つくらんマイ！　食べんマイ！」です。一人一人がバケツで稲を育てています。５月には、イチゴパックに種をまき、芽が出てきました。子供たちは土が乾かないように気をつけながら、毎日観察を続けました。