最新更新日:2017/10/20
本日:count up4
昨日:183
総数:446874
呉羽中学校のホームページへようこそ! 藤ヶ丘祭に向けて、合唱練習が始まりました!

第69回卒業証書授与式 答辞

画像1 画像1
 15日に行われた卒業証書授与式の様子について、BBT(富山テレビ)とチューリップテレビのニュースで報道されました。(画像は、BBTのニュース画面をキャプチャしたものです)


 卒業生代表の城石和真さんの答辞を掲載いたします。

 凍えるような寒さも日一日と薄れ、季節は確実に春へと歩みを進めています。
 万物が春の喜びを謳う今日、私達二百二十三名は、晴れて卒業の時を迎えました。この佳き日に、このような盛大な卒業証書授与式を催していただき、卒業生一同、心より御礼申し上げます。
ただ今は、校長先生を始め、ご来賓の皆様、在校生の皆さんから、心温まるお祝いと激励の言葉を頂き、私達は、義務教育を修了することの意味と、その重さを改めて感じ、身の引き締まる思いでいます。

長いようで短かった、呉羽中学校で過ごした三年間。私たちの一日は、いつも「おはようございます」という明るい挨拶から始まりました。AKRと名付けた朝の挨拶運動は、一年生のときから休むことなく三年間ずっと続けてきました。

 大会で活躍する先輩方の姿に憧れ、技術と心を磨いた部活動。思うように練習の成果が出ず、苦しんだこともありました。しかし、共に高めあえる仲間の存在があったからこそ、くじけることなく努力し続けることができました。最後の大会では、全ての部が三年間の努力の成果を発揮し、精一杯戦い抜きました。県選手権大会でベストマナー賞を受賞した部、北信越、全国へと駒を進めた部と、三年間磨いてきた技術と心が、形となって表れました。目標に向かって仲間と努力を重ねた日々は、私達の宝物です。
 
 広島・関西をめぐり、戦争が生んだ悲劇を目の当たりにした修学旅行。語り部さんのお話や、惨劇を伝える遺品の数々、原爆ドームの姿から、その被害の凄まじさがひしひしと伝わってきました。原爆ドームの周りには緑が茂り、清らかな川と、平穏な時間が流れています。その光景に、平和がいかに尊いものか、痛感しました。今、世界では、貧困、差別、紛争などで一日一日を生きるのに精一杯な人がたくさんいます。日本でも、五年前の東日本大震災による被害に、今も苦しんでいる人々が、大勢います。私達にとっての「当たり前」が存在しないところは、世界にたくさんあるのです。苦しんでいる人達のために、自分達には何ができるか。これから新しい一歩を踏み出す私達には、そのようなことが問われている気がします。

 「轟かせ呉陵の咆哮 天を穿つ不屈の闘志」のスローガンのもと、完全燃焼した体育大会。気合十分で練習に臨んだものの、それが空回りし、団の中で対立が起きることもありました。他の団の完成度に焦りを感じることもありました。しかし、そこで投げ出すことなく追求を続けたからこそ、それぞれの団に個性を生み出すことができたのだと思います。仲間の応援に、自らの競技にと、団員として全力を尽くす姿は、競い合う相手として互いに感動を与えたものでした。一人一人が本気で勝利を目指し、本気で仲間とぶつかりあったからこそ、心から笑いあい、涙することが出来たのでしょう。みんなで手を繋いで入場した閉会式。その表情一つ一つに、やりきったという達成感があふれていました。

 厳しかった残暑も収まってきたころ、校舎を美しい歌声が包んだ、藤ヶ丘祭。中学校生活最後の合唱コンクールは、どのクラスも難易度の高い曲に挑戦しました。音程が取れなかったり、強弱のつけ方に苦戦したりすることもありましたが、本番では全てのクラスが、最高のハーモニーを響かせました。クラス全員で奏でる絆のメロディーに、担任の先生の目にも光るものがありました。
 
 思い起こせば、どの活動にも、どの行事にも、そして普段の学校生活の中にも、たくさんの感動がありました。授業を受けて、友達と他愛もない話をして、温かい給食を食べて、掃除をして、家に帰る。離ればなれになる今になってようやく、ありふれた、当たり前のような毎日が、どれだけ大切で幸せであったかということをしみじみと感じます。
 
 PTAの皆様をはじめ、地域の皆様には、大変お世話になりました。私たちが過ごしてきたこの美しい校舎は、皆様の惜しみないご支援のもと作られたものです。三年間のさまざまな思い出は、この校舎なしではありえませんでした。登下校中に皆様がかけてくださった「おはよう」や「おかえり」の一声に、私たちは何度支えられたことでしょうか。おかげで、充実した三年間を過ごすことが出来ました。本当にありがとうございました。

 在校生の皆さん。全校生徒で人権の大切さを考えた「思いやり運動」や、「かかとがそろえば心もそろう」を合言葉に取り組んだ、チーム呉羽運動をはじめとする生徒会活動。体育大会などの学校行事を通して共に感動を分かち合えたことを嬉しく思います。呉羽中学校の未来は、皆さんにかかっています。これからも呉中生としての誇りを胸に、さらに発展させていってください。

 そして、今まで一番近くで私たちを支えてくださった、お父さん、お母さん。怪我をしたとき、具合が悪いとき、誰よりも心配して駆けつけてくれたのは、お父さん、お母さんでした。普段私たちがどれだけ生意気な口を利いても、私たちのことを理解し、変わらない大きな愛情を注いでくださいました。いつもは照れくさくて言えないけれど、門出を迎える今、感謝の思いを込めて伝えます。いつも迷惑ばかりかけてごめんなさい。今まで本当にありがとう。まだまだ本当の自立には至らない私達ですが、これからも温かく見守っていてください。

 いよいよ、旅立ちの時が近づいてきました。
 私達は、この呉羽中学校を母校として巣立っていけることを、心から誇りに思います。
これから先、私達はそれぞれが違う道を歩んでいきます。長い人生の中で、多くの困難にぶつかることでしょう。そんな時、校訓である「聡明・勇気・友情」を胸に、呉羽中学校で学んだことを自分の糧として、一歩一歩進んでいくことを、私達は今日、ここに誓い合いたいと思います。
 
 最後に、これまでお世話になった片山校長先生はじめ教職員の皆様の、ご健勝とご多幸、そして呉羽中学校の今後のますますのご発展を心よりお祈りして、答辞と致します。
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

登校許可証明書

学校教育方針

文書一般

呉中だより

富山市立呉羽中学校
〒930-0138
富山県富山市呉羽町6662
TEL:076-434-3200
FAX:076-434-3209