最新更新日:2017/10/21
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第3学期始業式 校長式辞

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 1月9日(火)、朝日が床に反射して、とても明るく感じられる体育館で、3学期の始業式が行われました。吉崎校長が式辞で「お正月におめでとうと言うのはなぜか」ということと、「夢や目標には責任が伴う」という2点について生徒に語りました。以下はその全文です。
 
 皆さん 明けましておめでとうございます。ところで、なぜお正月になると「おめでとうございます」と言うのでしょうか? 私は若い頃、年が変わっても前の日とどこも変わっていないのに、何でおめでたいのだろう?とずっと考えていました。その後、いろいろな体験をして、多くのことを学び、物の見方や考え方が変わり、やっと最近その意味がわかってきた様に思います。それらの体験の一つに、身近な人の死があります。 人の死に接するたびに、いつも悲しい思いをしますし、同時に人の命や人生について考えさせられます。4年前に、小学校から高校まで同じ学校で、いつも一緒に通っていた私の親友が突然亡くなりました。その時もそう思ったのですが、「人に死が訪れるのは必ずしも年齢の順番ではない」ことや、「どんなに大切な人でも永遠に生きることはできない」ということなど、ごく当たり前のことに改めて気づかされました。と同時に「人の命や人生は、いつどうなるのかは誰にも分からない」という、これもごくごく当たり前のことに気づかされたのです。ですから、「今日も、昨日と同じようにあなたと顔を合わせる」ということは、当たり前のように思えますが、実は必ずしも、当たり前とは言えないのです。今朝、ひょっとしたら、このように皆さんと顔を合わせることができなかったのかも知れない…と。そのように考えると、新しい年が明けた今日、また皆さんとこのように顔を合わせることができるということは、当たり前のことではなく「幸運なことで喜ぶべきことなのだ」と言えると思います。新しい年を迎えて、再び元気に顔を合わすことができた。幸運だからおめでたい、だから「おめでとう」と言うのだと、私は思います。さて、話は変わりますが、毎年のように私たちは、年末に過ぎた一年を振り返り、新しい年を迎えて次の一年の目標を立て、決意を新たにしています。私はいつも目標を立てることの大切さについて話していますが、夢や目標には責任がともなうということも忘れてはならないと思います。夢や目標を達成するために「努力する」という責任が伴うということです。努力をともなわない夢や目標は、ただ単に「絵に書いた餅」に過ぎません。「絵に書いた餅」は食べることができませんし、もちろんお腹がふくれることもありません。決して喜びや満足感を味わうことはできないのです。目標を立てるだけで、努力もせずに一日を過ごす人より、目標を立て、その目標に向かって努力する人の方が、間違いなく毎日の生活に「張り合い」とか「充実感」がありますし、目標を達成したときの満足感は、努力しない人には決して味わえないものだと思います。私は、アメリカ大リーグにチャレンジしているイチローや松井が、現状に満足しないで高い目標を掲げ、大きな夢や目標の達成に向けて努力し、一つ一つ達成していく姿に、いつも勇気をもらっています。彼らは、決して努力している姿を人に見せませんから、天才のように言われますが、決してそうではないと思っています。皆さんが想像もできないような努力を積み重ねていることは間違いありません。努力することについて、こんな話があります。湖の水面を優雅に泳ぐ白鳥の姿を見て、誰もがその美しさに目が行ってしまうけれど、その白鳥は見えない水面下で、一生懸命水をかいでいるということに気づいている人はそう多くはいない。という話です。この話は、人が輝いて見える時、その裏には人には見えない努力が必ずあるということを教えてくれます。夢や目標は自分の人生を意欲的に生きるために、また、充実感や感動を味わうためにあります。目標もなく、ただ時間をつぶすだけのつまらない人生より、例え苦しくても目標に向かって努力する、すばらしい生き方を目指してほしいと思います。

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